「ホームページはもうあるのに、LP(ランディングページ)も必要なの?」
LP制作のご相談で、最初にいただくことが多い質問です。そもそも「LP」という言葉自体、聞いたことはあるけれど意味はよく分からない、という経営者の方も少なくありません。
この記事では、LPとホームページの違いを、できるだけ専門用語なしで解説します。どちらか一方を選ぶ話ではなく、「役割の違い」と「使い分け」を知ることで、自店に必要なものが見えてきます。
一言で言うと:ホームページは「お店」、LPは「チラシ」
イメージしやすい例えから始めます。
- ホームページは、実店舗そのもののような存在です。お店の場所、営業時間、メニュー全般、店主の紹介、アクセスなど、「このお店はどんなお店か」を伝える総合案内です。
- LP(ランディングページ)は、1つの目的に絞ったチラシのような存在です。「このキャンペーンに申し込んでほしい」「この商品を買ってほしい」という、ただ1つの行動のために作られた1ページです。
チラシがお店のすべてを説明しないように、LPもすべてを説明しません。その代わり、1つのテーマについて、興味を持った人が申し込みまで進めるように、順番に・集中して伝えます。
違いを整理するとこうなります
目的
- ホームページ:知ってもらう、信頼してもらう(会社・店舗の案内)
- LP:申し込み・予約・購入という「行動」をしてもらう
ページ数と構成
- ホームページ:複数ページ(店舗情報、メニュー、料金、アクセス、ブログなど)
- LP:1ページ完結。ほかのページへ移動するリンクは最小限
訪れる人
- ホームページ:店名で検索した人、名刺や看板から来た人など、入口はさまざま
- LP:広告、SNS、チラシのQRコードなど、特定のきっかけで来た人
情報の伝え方
- ホームページ:知りたい情報を自分で探して読む「辞書型」
- LP:上から順に読むだけで魅力と申し込み方法が分かる「手紙型」
更新のされ方
- ホームページ:長く使い、少しずつ育てる
- LP:キャンペーンや商品ごとに作り、期間が終われば役目を終えることも多い
なぜ「ホームページがあるのに売れない」ことが起きるのか
ホームページは総合案内なので、情報が多く、読む人が自分で必要な情報を探す形になります。すると、こんなことが起きがちです。
- メニューや料金を見て、比べているうちに離れてしまう
- 「申し込みたい」と思っても、ボタンがどこにあるか分かりにくい
- キャンペーン情報を載せても、ほかの情報に埋もれて気づかれない
これはホームページが悪いのではなく、役割が違うだけです。総合案内のページに「今すぐこのキャンペーンに申し込む」という一点突破の役割まで求めると、どちらも中途半端になってしまいます。申し込みを集める場面では、余分な移動をなくし、1つの行動に集中させるLPのほうが力を発揮します。
使い分けの考え方
ホームページの役割(土台)
- 店名・社名で検索されたときに、正式な情報が出てくる安心感
- 取引先や求職者など、「どんな事業者か」を確認する人への信用の担保
- 営業時間・アクセス・メニュー全体など、基本情報の置き場所
LPの役割(攻め)
- 新メニューや期間限定キャンペーンの告知と申し込みの受け皿
- Instagramや広告、チラシのQRコードからの誘導先
- 新商品・新講座の発売(ローンチ)の販売ページ
- LINE登録や無料相談など、1つの行動に絞った集客
つまり、ホームページが「信頼の土台」、LPが「集客の道具」という関係です。土台があるから攻めが効き、攻めがあるから土台に人が集まります。
小規模事業者は、どちらから作るべき?
状況によって変わりますが、目安は次のとおりです。
ホームページがまだない方 まず基本情報が載ったホームページ(またはそれに準ずるページ)を用意するのが先です。ただし大規模なものは不要で、事業内容・料金・アクセス・問い合わせ先がそろったコンパクトなもので十分に役割を果たします。
ホームページはあるが、申し込みが増えない方 まずアクセス数や既存ページの申し込み導線を確認しましょう。そのうえで、売りたい商品やキャンペーンを1つ決め、専用LPの制作を検討する価値があります。SNSやチラシから誘導する先を明確にすることで、「何を発信すればいいか分からない」という悩みも整理しやすくなります。
キャンペーンやイベントを定期的に行う方 キャンペーンごとに短いLPを用意する運用が向いています。テンプレートを土台にすれば、作り直しではなく「差し替え」で回せるため、1回あたりの負担と費用を抑えられます。
よくある誤解を2つだけ
「LPさえあればホームページはいらない」 LPにも実績や運営者情報を載せることで信頼を高める役割はあります。ただし、LPだけでは事業者全体の情報を十分に伝えきれない場合があります。申し込みの前に事業者を調べる人は多く、そのときに正式な情報が見当たらないと不安につながります。両方に役割があります。
「ホームページのトップを派手にすればLPになる」 トップページには多くの役割(案内、信用、検索対策)があるため、1つの行動に絞り切るのは構造上むずかしくなります。LPは独立した1ページとして作るからこそ機能します。
まとめ
- ホームページは「お店そのもの」、LPは「目的を絞ったチラシ」
- 違いは優劣ではなく、役割(信頼の土台か、集客の道具か)
- 申し込みを集めたい場面では、LPを用意して導線を作るのが近道
「うちの場合はホームページとLP、どちらを先に整えるべきか」という段階でも、お気軽にご相談ください。現状をお聞きしたうえで、必要なものだけをご提案します。
LP制作のご相談は、公式LINEへ。
構成・コピー・デザイン・スマホ対応・公開まで。
完成をご確認いただいてからのお支払いです。